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日本舞踊教室みやと美柳流の広報を担当している森川みよです。
今回も、美柳流初代宗家が「利休道歌」から抜粋して「修業心得」とした6首のお話です。
|はじをすて人に物とい習うべしこれぞ上手の基なりける
「はじをすて 人に物とい 習うべし これぞ上手の 基なりける」
直訳すると、恥ずかしいと思わずに、わからないことを知っている人に質問し、学ぶことが
上達の基本である、という意味です。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざの意味することとほぼ同じです。
何か新しいことを学ぶとき、自分の未熟さや無知が露呈してしまうことを恐れることなく、
素直に質問して、教えてもらうことが上達のコツであると詠っています。
遠慮やプライドなどから他の人に聞くことを躊躇してしまうこともあるかもしれません。
でも、タイミングを逃してしまうと知りたかったことがわからないままになってしまいます。
いまは調べる手段もたくさんあるので自分ひとりで解決できることもあるかもしれませんし、
そうやって自分で調べて考えることも必要な場合もあるかもしれません。
ただ、そんな場合でも解決に至らないと思ったら、わからないままにしておくのではなく、
素直になって教えを請うことが上達の極意なのだと思います。
|最後に
いかがでしたか。
何か新しいことを始めたばかりのときよりも、しばらくしてある程度学んだ後のほうが
他の人に聞きにくいということはあるかもしれません。
それでも知らないままにするよりは他の人の知恵に耳を傾けたほうがいいに決まっています。
どんなときでも素直な気持ちで物事に向き合っていれば、必ず道は開けるのだと思います。
次回も引き続き、「修業心得」のお話です。
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